1.蕾
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
涙 こぼしても 汗にまみれた笑顔の中じゃ
誰も気付いてはくれない
だから あなたの涙を僕は知らない
絶やす事無く 僕の心に 灯されていた
優しい明かりは あなたがくれた 理由なき愛のあかし
柔らかな日だまりが包む 背中に ポツリ 話しかけながら
いつかこんな日が来る事も
きっと きっと きっと わかってたはずなのに
消えそうに 咲きそうな 蕾が 今年も僕を待ってる
掌じゃ 掴めない 風に踊る花びら
立ち止まる肩にヒラリ
上手に乗せて 笑って見せた あなたを思い出す 一人
ビルの谷間に 埋もれた夢も いつか芽吹いて
花を咲かすだろう 信じた夢は 咲く場所を選ばない
僕等この街に落とされた影法師 みんな 光を探して
重なり合う時の流れも
きっと きっと きっと 追い越せる日が来るさ
風のない 線路道 五月の美空は 青く寂しく
動かない ちぎれ雲 いつまでも浮かべてた
どこにも もう戻れない
僕のようだと ささやく風に キラリ舞い落ちてく 涙
散り際に もう一度 開く花びらは あなたのように
聴こえない 頑張れを 握った両手に 何度もくれた
消えそうに 咲きそうな 蕾が 今年も僕を待ってる
今もまだ 掴めない あなたと描いた夢
立ち止まる 僕のそばで
優しく開く 笑顔のような 蕾を探してる 空に
2.風見鶏
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
何気なく交わした約束が 心の道を照らすよ
あの日始まった物語の鍵となり どんな扉も開けてくれた
てっぺんが見えないほど高い フェンスの向こう側へと
夢だけ先に放り投げてよじ登り 祈りの陽を見つめてた
いつの日も 向かい風を探す 風見鶏のように
真っすぐ時代と立ち向かい 生きてゆきたい
逃げ出さないように 流されないように
心に 深く深く 突き立てた 風見鶏
泣きながら君がくれた手紙 財布の隅においてある
懐かしい声をなぞるような丸文字に 何度力を借りただろう
譲れない想いを滲ませた 涙 乾かぬ道に
刻む足跡もやがて消えゆく そこに咲かせてゆこう 微笑みの花
いつの日か 朝焼けに飛び立つ 渡り鳥のように
幾重の願いが 空の果てに弧を描くよ
佇む風の跡 たどればどこかで
きっと きっと待ってる 君想う… 'cause I believe my dream
優しさ見失ってまで強くなって 何を守れるのだろう
一番そばにあった笑顔が 咲く場所 探しているのに
いつの日か いつの日か もう一度あの街へ 君の待つ場所まで
真っすぐ自分と立ち向かい 生きてゆきたい
弱い自分に勝てるなら 誰に負けたって良いさ
唇 噛みしめれば 聴こえるよ 君の声
いつの日も 風見鶏
3.蒼く 優しく
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
あの日の夢を 今もずっと 追いかけ 続けていたら
今ごろ 僕は どこにいて 何をして いたんだろう?
ため息で錆びついたこの鍵で 今もまだ 開くのかな?
信じたまま 脱ぎ捨てた 夢と一緒に
僕を待ってる あの日のロッカー
今よりずっと蒼く 優しく見えた空
何を忘れたんだろう? 何を覚えたんだろう?
何を 見つけたんだろう?
答えのない問いに 白く滲んだ空
踏み出せなかった あの道は 今ここに 続いていた
何度負けても 間違っても 夢は 終わりじゃない
何度勝っても たった一度の 諦めに 崩れてゆく
見上げるほど長い上り坂 今僕の 目の前に
引き返して しまえばまた 後悔だけが 僕を待ってる 下り坂
心の叫びなど 誰にも聴こえない
だから笑うんだよ 涙が出るんだよ だから 輝くんだよ
自分らしさを探して 誰かのまねもしてみた
何かが違うんだよ 誰にも聞けないんだよ
それでも 探していたいんだ
今よりずっと蒼く 優しく見えた空
何を忘れたんだろう? 何を覚えたんだろう?
何を 見つけたんだろう?
あの日よりずっと蒼く 強く信じた空
踏み出せなかった あの道は 今どこに
あの日の僕が ずっと待ってた 心の 行き止まりで
少しだけ話を きいてくれるかい?
少しだけ 休んでも 良いかい?
4.時の足音
作詞:小渕健太郎・黒田俊介
作曲:小渕健太郎・黒田俊介
別れの 季節に揺れる 儚き 一輪花
同じ温もりの風を 誰もが 探して 歩いてる
出逢いは 空に流れる おぼろ雲の下で
重なり合う 時計の針のように ゆっくりと (ゆっくりと) ゆっくりと
回り始める
短い針が君なら 長い針が僕で
同じ時間を刻みながら 何度もすれ違いまた出会い
歩く歩幅は違っても 描く未来が同じなら
大丈夫また 同じ場所から 始められるから
「頑張ったけど だめだったね。」
「負けちゃったけどかっこ良かったね。」
色んな 種をもらった 言葉が 心に 水をやる
短い春に咲く夢 長い冬を越えて
心の奥に集めた種は どんな 光で 育つのだろう?
歩道の影に咲く花 誰の為にあるのだろう?
誰の為でも ないよと輝く 君に照らされてる
想いが言葉に変わるよ 言葉が光を呼んでる
光がほら影を作る 影で人は強くなれる
強さが優しさに変わる 優しさが出会いを呼んでる
出会いが 道を造る この道にまた 想いを 刻む
短い針が止まれば 長い針も止まる
同じ痛みを分け合える事 いつしか 喜びに変わるから
誰もが一人 一つ 一瞬 一秒 一度きり巻き戻せない時を
ためらわず 生きてゆける そんな出会いを 探している
一人 一つ 一瞬 一秒 一度きり
出逢えて 良かった
5.赤い糸
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
2人ここではじめて会ったのが 2月前の今日だね
キスの仕方さえまだ知らなかった 僕の最初のSweet girl friend
たわいもないささやかな記念日 暦にそっと記してた
「今日何の日だっけ?」ってたずねると 少し戸惑って答えた
「前の彼氏の誕生日だ」と笑って答える 笑顔 はがゆい
そんな話は耳をふさぎたくなるんだよ 確かに
君が彼といた3年の 想い出にはまだかなわない
それでもこんなに好きなのに すれ違いの数が多すぎて
心の通わぬ やりとりばかり これ以上くり返すよりも
あなたの心が 答え出すまで このまま2人会わない方が
それが明日でも 5年先でも いつでもここで待ってるから
約束しようよ そして2人 心に赤い糸をしっかり結んで
あの頃つぼみだった花はもう あでやかな色をつけた
秋が過ぎ冬を越え枯れ果てた 今の僕を映している
時間ばかりが無情にも過ぎ 途方に暮れる まぶたの裏に
他の誰かと歩く君の姿が浮かんで…
もう2度と会えないような気がしてた
いっそ会わずにいようかとも
はりさける胸押さえながら 信じてきたその答えが今
「会ってくれますか?」とあなたの手紙 いつわりのない言葉たちが
あふれた涙でにじんでゆくよ あの場所へむかえに行くから
泣かないでおくれ 今日は2人の1年目の記念日だから
お祝いしようよ 強く結んだ 糸がほどけずにいた事も
愛されることを望むばかりで 信じることを忘れないで
ゴールの見えない旅でもいい
愛する人と 信じる道を さあゆっくりと歩こう
6.ベテルギウス
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
オリオンの右肩に輝く ベテルギウスは もう無いと
知らずに僕等は今日も見てる 500年前の光を
君の気持ちはずっと 僕に向いてると
信じているよ 遠い街から
どんなに離れてても 強く感じてる
君からの光 ずっと届いてるよ
たとえ君の気持ちが 消えたとしても
気付かないんだ 僕は 今も輝く
あの星のように
僕等が生まれた頃 ここには 静かな川が流れてた
汚れたものはフタをされてく アスファルトに潰されてく
旅立ちの春 埋めた タイムカプセルは
見つからないよ ビルの真下じゃ
美しきものだけが 残されてゆく
そのために 何か 壊されたとしても
たとえ君がその目を 閉じようとも
世界の悲しみは 目を閉じない
この星のストーリー
嬉し涙も 悲しい涙も 同じ瞳に 浮かぶのは何故
どんなに離れてても 強く感じてる
君からの光 ずっと届いてるよ
たとえ君の気持ちが 消えたとしても
気付かないんだ僕は 輝く君を見てる
いつか消えた光に 気付いてても
言えないよ 君が 笑ってるなら
僕も笑うよ 君が笑えば
僕も笑うよ 最後の夜も
あの星のように
7.虹
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
閉じた傘の先っぽで 曇り空なぞったアーチ
このくすんだ世界に 誰か素敵な色を足してくれないか?
雨上がりの街に 飛び交う 希望の粒子を
吸い込んだ 春の日差しが集めた 七色のイオン
もうすぐ君は 旅立ちの時 その心 締め付ける
不安や迷いを解く 光のような言葉 僕は 見つけられるのかな?
(Find your rainbow)
遠ければ遠いほど 鮮やかな虹の色
心の果てに 描いた夢は 今も 夢のまま
(Find your rainbow)
近づけば近づくほど 見えなくなってゆくけれど
消えたんじゃない 光の中に 君は 今 包まれているから
3色のクレヨンで 何だって描けたのに
100色の絵の具 目の前に 被写体が決まらない
この瞳が忘れた色 探して 屋上で一人眺める空に
愛よりもっと深い 夢より強い 色を 僕等 見つけられるのかな?
(Find your rainbow)
遠くまで届くのは 悲しみ越えたメロディー
瞳 閉じれば 心のドアとドアで 繋がってる
(Find your rainbow)
いつまでも忘れない 喜び満ち溢れた日々
消えたんじゃない 記憶の中に 君との想い出並べ 生きてる
遠ければ遠いほど 鮮やかな虹の色
心の果てに 描いた夢は 今も あの虹のように掴めぬまま
(Find your rainbow)
近づけば近づくほど 見えなくなってゆくけれど
消えたんじゃない 光の中に 君は 今 包まれているから
ただ一筋の願いが 無限の想いを乗せて
透明な 虹をかけてる
8.Summer rain
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
夜空を揺さぶる 夏の稲光
怯える君を 青く照らす Summer rain
無意味な傘に隠れ 立ちすくむ二人
ごった返す人ごみ 掻き分け走り出す
プラスチックの取っ手に ぎゅっと手と手を重ねてた
雲が轟く度に こわばる指
今 君と雨に打たれ あの夏を洗い流す
僕の中 積もる 砂のような想い出
今 君は雨に打たれ 誰の事 思い出しているの?
二人の傘に流れる Summer rain
恋をする度に 全てを脱ぎ去り
新しい自分に 着替えてたつもり
そんな器用なもんじゃない 心 気まぐれ
たった三秒前も 怪しげな言葉で君を
怒らせては慰めてた「違うよ‥!」って 掻き回す
コーヒカップに 体 吸い込まれそう
七色の虹が架かった この街で君と出逢い
幾つの季節に 涙 染まるのだろう?
夕暮れの風に任せ 髪ほどく 慣れた仕草
また君に惹かれてる サダメ
満月さえ 沈みそうな水平線
灯りの無い夜を探し カーブ抜けたなら
今 一人 裸になって 過ぎた夏 海に流す
まだ君は服来たままで 星拾う 浜辺のフェアリー
今 君と 雨に打たれ あの夏を洗い流す
僕の中 消えた 砂のような想い出
8月の雨に打たれ 踊る 傘も放り投げて
濡れた体 寄せて 背中にキスをした 夏の夢
柔らかな Summer rain
覚めない 夏の夢
9.STAY
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
愛すべき 人と出会い 全てを失って
砂漠のような心に 咲く花を 愛と呼ぶ
信じ合う それだけで 道が生まれてゆく
寄り添いあい 傷つけ合い そんな日々ほど愛しい
苦しかったからこそ 笑い合えたね
何も守れないこの腕で 抱きしめた
もう二度と会えないはずのあなたが 僕の名前を呼んでる
振り返る場所も無い 聴こえたのは きっと 僕の心の中だけ
いつも心の中だけ
あの日から 今日までに 僕が無くしたもの
全部あなたの中にあるから 並べながら この道を
あなたが歩いてきてくれたら 僕は
一つづつ 取り戻しながら あの頃の
僕になって もう一度 あなたと生きてみたい
変わり果てた この街のような 心を砂漠に戻して
待ち合わせも 約束も出来ないから 今も この街に居るよ
偶然も 二度目には 運命だよきっと 教えてくれたのは
あなた
輝いてた記憶から消えてくのに 微笑みばかりが浮かぶ
あの風が眠ってる 柳の下で 遥かな想いが滲む時
もう二度と会えないはずのあなたが 僕の名前を呼んでる
振り返る 場所も無い 聴こえたのはきっと
僕の心の中だけ いつも心の中だけ
この街の 何処にも あなたは居ないけど
分かっていても 感じてたい
この花が 枯れるまでは
10.WINDING ROAD(絢香×コブクロ)
作詞:絢香・小渕健太郎・黒田俊介
作曲:絢香・小渕健太郎・黒田俊介
曲がりくねった道の先に
待っている幾つもの小さな光
まだ遠くて見えなくても
一歩ずつ ただそれだけを 信じてゆこう
全てを愛せなくても ありのままの心で
何かをただ一つだけ
愛し続けてる人 その誇らしげな顔には
何にも負けないほど大きな 優しさが溢れ出してる
曲がりくねった道の先に
待っている幾つもの小さな光
まだ遠くて見えなくても
一歩ずつ ただそれだけを 信じてゆこう
握りしめた手のひらじゃ 何にも掴めやしないと
開いた指のすき間から
いつか手にしたままの 夢や憧れの種が
僕にだけ気付いて欲しそうに 明日へと芽を出してる
逃げ出してた昨日よりも
ぶつかりあった今日に こぼした涙
立ち止まった自分を連れて
夢見てたあの日の僕に 会いに行こうか
曲がりくねった道の先に
待っている幾つもの小さな光
まだ遠くて見えなくても
一歩ずつ ただそれだけを
正しさという狭い出口を
くぐれない想いが僕を奮い立たせる
La La La…
振り返ればただまっすぐに
伸びていた 今日までを辿る足跡
曲がりくねった道の先に
夢見てた あの日の僕が待っているから
11.あなたと(絢香×コブクロ)
作詞:絢香・小渕健太郎・黒田俊介
作曲:絢香・小渕健太郎・黒田俊介
さっきまで 泣いてた 君が 今隣で笑ってる
少し先に待ってたこの未来に たどり着けて良かった
“君を傷つけたくない” この言葉に逃げていた
本当は誰より 自分が一番 傷つくのが怖くて
今夜 孤独と自由を羽にして あなたにあいにゆく
壊れそうな 心 の止まり木は あなたと架けた願い
出会った あの日の 夢を見た 手もつなげないまま 二人
笑い声が ただ時をつないだ 未来なんて まだ 見えなかった
目が覚めて 君 想えば 手のひらに こぼれ落ちた
あの日のぬくもり そっと握り返して 溢れた 涙に目を閉じた
どんな 些細な痛みも分け合って あなたと 歩けたら
途切れそうな 心も 抱きしめて あなたの そばにいたい
どんな 孤独も自由も羽にして あなたに あいにゆく
壊れそうな 心の 隣には あなたと 描く未来
どんな 些細な痛みも分け合って あなたと 歩けたら
途切れそうな 心も 抱きしめて あなたの そばにいたい
明日も そばにいたい
12.流星
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
真冬の海辺に映った 白く透明な月が
海月に見えた 不思議な夜でした
何度引き裂かれても 遠ざかっても繋がったままの
二人を包む 瞼の奥の宇宙
星屑の中 鏤められた 心が二つ
愛の闇を 駆け抜けてく 想い 流星になり
流れてゆくよ 君のそばまで 消える前に
僕たちは 同じ星座だと 信じて
君より 綺麗な人でも 君より優しい人でも
君には なれないんだ もう誰も
掴めない幻を 抱きしめた胸を刺す痛みが
引力のように 二人引き寄せ合う
まだ 君の中 閉じ込められた いくつもの迷いは
僕の中で 燃やし尽くせる だから もう怖がらずに
預けてほしい
君の嘘に気付くのは 小さな瞳が見開くから
でも 素直さにまだ 気付けないまま
星屑の中 鏤められた 心が二つ
愛の闇を 駆け抜けてく 想い 流星になり
流れてゆくよ 君のそばまで 消える前に
僕たちは 同じ星座だと 信じてるから
13.Blue Bird
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
Your love 青空飛び交う Blue Bird あの鳥が見えますか?
幸せはいつも 見えない Color 感じている Your love
心配事ばかりが 積もる春の空を
見上げて うつむいて また顔を上げてる
似合わない鞄には 要らないものと大切なもの
ぐちゃぐちゃに押し込んだまま
この街で見つけるって決めた自分
無くしちゃいけないものを胸に
Your love 青空飛び交う Blue Bird あの鳥が見えますか?
幸せはいつも 見えない Color 感じている Your love
君がくれた白シャツ 袖口の裏
白い刺繍で綴られた「FIGHT!」の5文字
もう 一人でも頑張れる気でいた
どうして涙が出るのだろう?
Your love 君と繋がってるから 僕は風に任せて
歩いて行ける 信じるPower この胸に Believe your love
青空飛び交う Blue Bird あの鳥が見えますか?
幸せはいつも 見えない Color 感じている Your love
Love 一人きり呟いた 想いは花びらのように
優しい風が運ぶ ヒラリ 君の心へ
Your love 青空飛び交う Blue Bird あの鳥が見えますか?
幸せはいつも 見えない Color 感じている
Your love 心に飛び交う Your love あの鳥は君なんだ
悲しい風も 羽を広げ 空に溶けてる
涙ぬぐい 羽を乾かす
愛で僕等 繋がってるから Your love
14.君への主題歌
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
青空は 誰の目にも 違う色に見える
それぞれの今を映し出せる 一人ずつのスクリーン
君は この映画の主人公として生まれてきた
二人の監督から受け取った 分厚いシナリオ
鼓動がページをめくる
一人きり 立ち止まるシーンも
君だけに向けられたライトがある
君が輝く時 空が色を変えるよ
遠く離れてても いつでも君が見えるよ
君も この映画をいつか見終えるだろう
その時に浮かぶタイトルはきっと
短くて聞き慣れたやつさ 今日もそう呼ばれてた
君が生まれてきた意味はどんな時も
変わらない だからもう 自分を投げ出さないで
夜の向こう側で 待ってる 朝があるように
どんな悲しみも その向こう側に行けば
君を輝かせる 仲間がいつも待ってる
涙は 心に降り積もる 消せないフィルム
君が輝く時 空が色を変えるよ
遠く離れてても いつでも君が見えるよ
空の向こう側で 歌う 君への主題歌
遠く離れてても 君だけに聴こえるように
いつだって聴こえるように
15.あの太陽が、この世界を照らし続けるように。
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
どんな悲しみにも 一つの意味を注ぐように
世界中の夜に 朝を連れてくる太陽
僕は彷徨ってた 生きる意味を探して
君に出逢うまでの僕じゃ あの壁は越せない
この手は君を守る為 この瞳は君を探す為
心は君を愛す為 この命は君と生きる為
僕に生きる意味をくれた その微笑み
人ごみに紛れて 逃げ出すのは容易くとも
一人きりの夜に 孤独からは逃げ出せない
ガラス玉の様な心を抱え生きてる
落とす度に砕け散った 涙を忘れない
転がりながら辿り着いた 今がいつも 君だけの頂上
心のまま生きてゆけば 時に人は ぶつかり合うけれど
その魂に刻まれた模様はきっと 美しきヒビとなる
どんな命も輝いてる
あの太陽が この世界を照らし続けるように
この手は君を守る為 この瞳は君を探す為
心は君を愛す為 この命は君と生きる為
16.シルエット
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
今日から未来へ延びる 二つのシルエット
時の彼方で 重なり合い 手を繋いでる
喧嘩の種は、誰もが呆れるほど些細で
長引く無言の戦いが‥時々虚しくなる。。
謝るのは、いつでも私の方だと思っていたら
あなたは、あなたで、いつも自分だと言い張る。
もう、隠し事や、言えずにいる事は無いですか?
今更、、何をきかされても、、大丈夫‥!
中途半端な決意じゃ、このドレスは着れないの。
今日から未来へ延びる 二つのシルエット
時の彼方で 重なり合い 手を繋いでる
瞳 凝らせば 幾つかの 小さな影が増えてる
貴方と私の肩に 抱きついてる 嬉しそうに
何処にだってあるような、小さな家に住んで
何処にだってあるような、家具を並べて暮らす。
贅沢はとっておこう。歳を取ったら、きっと今よりも
違った贅沢が、二人を待っているから。
偉くなんてならなくても良いの。
「私」という、小さな世界じゃ、今日も
「貴方が一番、偉いのよ。!」と、
いつだって、おだててあげるから。
だから 人に優しく居てほしい
そんな貴方が いつか咲かせる夢を 育てていたいの
ねぇ 時々でいい まだ知らない街に連れて行ってね
どんな高価なカバンより その想い出が 何よりのご褒美
いつか 互いを見つめ合えないような日が来たら
瞳を閉じて 背中合わせになってごらん
互いの呼吸が聴こえない事の寂しさ わかるまで
手と手を重ねて 開いた扉の重さを
忘れはしない 沢山の祝福を浴び
瞳 凝らせば 大切な仲間が みんな泣いてる
貴方と私の肩に 抱きついてる 嬉しそうに
愛し合う事の意味 それはきっと 信じ合う事
そしていつも 許し合う事
17.蜜蜂
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
どこから来たのか 綿毛が 風に漂い
夕暮れ染み込む 歩道に消えた
体を寄せ合い 咲いてる 蒲公英(タンポポ)のように
寂しさ隠して 生きてる今日を 歌うよ
花から花へと飛び交い 命を繋げるミツバチ
言葉が 心と心を結ぶ糸であるように
どんなに綺麗な未来がそこにあっても
渡しちゃいけない大切なもの 抱きしめ
この手が埋まるほどの 荷物は半分下ろして
愛する小さなその手を 握りしめていたい
花から花へと飛び交い 命を繋げるミツバチ
言葉が 心と心を結ぶ糸であるように
僕等の生きてる世界は どこかで繋がってるから
聴かせて 君のその声を 心結ぶ糸を 風に乗せて
18.焚き火の様な歌
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
悲しみに折れた 心の枝を集めて
メロディーの火を点せば 焚き火の様な歌
風に吹かれても 雨に濡れても
チリチリと燃えている 言の葉が歌ってる
分け合った温もりは まだ小さくても
人の数だけ 増えてゆくから
分け合った苦しみは まだ大きくても
人の数だけ 小さくなってゆくから
北風に凍える 僕の掌を
握ってくれた手も かじかんでいたのに
知らぬ間に生まれた 温かさが二人を
繋いでる 僕等には 命の火が点ってる
星の無い夜空に 浮かべる明日が
涙の中で 煌めく星になる
折れそうな心で しゃがみ込む場所に
焚き火の様な歌が届きますように
分け合った温もりは まだ小さくても
人の数だけ 増えてゆくから
分け合った苦しみは まだ大きくても
人の数だけ 小さく 小さく
小さくなってゆくから
19.ココロの羽
作詞:小渕健太郎
作曲:小渕健太郎
空 見るたびに想う君の事 遠い遠いどこかで
今はもう違う形の雲が 君の街の空 泳ぐ
風浴びながら想う君の事 遠い遠いどこかで
今はもう違う色した風が 君の髪の中 泳ぐ
羽の無い鳥のように 君の事 想うだけ
この心が飛ばせない
どんなに 時間がたっても 離れ離れはやっぱり寂しくて
それは 君が一番好きだから 誰より 君が好きだから
羽の無い鳥でさえも 空に向け はばたいて
また 飛べる日を夢見て
どんなに 時間がたっても 離れ離れはやっぱり寂しくて
それは 君が一番好きだから 誰より君が‥
どんなに 遠く離れても 変わらないもの どうか君の中に
それが いつの日かココロの羽に変わって 飛び交えるように
こんなに 会いたい 今すぐ会いにゆこう
それは 君が一番好きだから 誰より君が
こんなに 会いたい 今すぐ会いにゆこう
それは 君が一番好きだから 誰より君が好きだから
20.太陽のメロディー(今井美樹×小渕健太郎 with 布袋寅泰+黒田俊介)
作詞:小渕健太郎・今井美樹・布袋寅泰
作曲:小渕健太郎・今井美樹・布袋寅泰
笑おう 笑おうとするのに 涙が出るのは
あなたの優しさを 思い出すから
歌おう 歌おうとするのに 涙が出るのは
あなたが 悲しみをこらえて 笑っているから
一人に一つ配られた 希望という名の傘は
小さくて 折れやすくても この空に集めれば
どんな 雨にも負けないと
この街いっぱいに降り注ぐ 太陽のメロディー
沈む 夕暮れが 遠く 山並みに消えて
静かな 夜に 大地が眠る
星を 見上げれば 心に 祈りが溢れる
やがて訪れる 朝の光を待ちながら
どんな 雨にも負けないと
この街いっぱいに降り注ぐ 太陽のメロディー
風は すべて知ってるから
どんな言葉よりも暖かく 包んでくれるから
みんな この街が好きだから
大空いっぱいにあふれてる
太陽のメロディー 明日へのメロディー
歌おう 笑おう
太陽のメロディー
21.交響曲第5296番
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